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-使える英語をお知らせします-

英語版ポケモン図鑑で英語に触れよう #69「マダツボミ」

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英語は理解できる範囲のレベルに触れ続ければ、徐々に慣れて絶対にできる様になります。

 

こちらが海外版公式ポケモン図鑑

www.pokemon.com

 

ポケモンごとの名前、説明で使われている英語を通して、さらに英語に親しんでいきましょう。

 

 

マダツボミ "Bellsprout"

マダツボミの英語名は Bellsprout です。英名の由来は

 

Bell 「ベル、鐘」

sprout 「芽、生える」

 

 sprout の発音は /sprəʊt/ です。

www.lexico.com

 

あと sprout は been sprout 「もやし」としてよく見かけます。 

 

 

ウツドンは Weepinbell (weeping 「泣いている」+ bell )、ウツボットは Victreebel (victory 「勝利」+ tree 「木」+ bell )です。個人的にはウツドンに泣いている感じも、ウツボットに勝利の感じも受けません。どんなネーミング?

 

 

マダツボミの説明(ソードシールド版)

ポケモンソードシールド版におけるマダツボミの説明はこちらです。

 

Prefers hot and humid places. It ensnares tiny bugs with its vines and devours them.

 ※以下参照 

www.pokemon.com


和訳はだいたい以下のような感じ。

「高温多湿な場所を好む。つるを使って虫を捕食する。」 

 

 

説明で使われている英単語
  • humid -湿気の多い、多湿の
  • to ensnare ~ -〜を捕まえる
  • vine -(植物の)つる
  • devour ~ -〜を食らう

 

 humid は「湿気の多い」を意味します。日本の夏はまさに hot and humid です。

 

Tokyo is very hot and humid in the summer. 

東京の夏は蒸し暑い

 

昔、友達「湿気が多い」を「 moisture と言ったけど合ってる?」と聞いてきたことがあります。私はいいと思います。厳密には moisture は名詞で少なくとも moist 「潤いのある、湿気のある」を使う方がベターではあります。

 

その moist も土壌や肌など固形物を表す際に使うことが多く、「湿気がある」という意味において天候を表すときにはあまり馴染みがありません。でも相手もコチラの意図はある程度汲み取れると思いますし、

 

The weather like Thailand. とか I get sweat because of the moisture

 

など付け足せればさらに相手は理解しやすいと思います。今自分が思い浮かぶ表現でなんとか会話を成立させようとする気持ち、それはどのレベルだろうがとても大切な心構えです。

 

 

 vine は「(植物の)つる」を意味します。ポケモンの技「つるのむち」の英名は Wine Whip です。 whip がむちですね。

 

あと ensnare ~ の意味が「〜を捕まえる」、 devour ~ が「〜を食らう」です。 devour はまあ見ないことはないですが、 ensnare はまず英語を勉強していて出会わないと思います。

 

「英文を読んでいて ensnare が出てきたぞ!」という人。そのレベルではすでに「英語自体を勉強」はしていないと思います。最も、少なくとも英語で新聞を読んだり論文読んだりしている中では私は見たことありませんでした。

 

 

説明で使われている英文法
  • 主語の省略

 

英語でもたまに主語が省略されます。よくあるのが求人案内で仕事内容や応募条件の箇条書きの1文1文などです。応募条件1文ごとの主語は基本 the candidate (対象者)や the applicant (応募者)など同じなので全て省略してしまおう、というわけです。

 

普通の文章では 主語 + be動詞 の形の省略は時々出てきますが、一般動詞を使う際に主語だけを省略することはほとんどないと考えていいでしょう。

 

ただしSNS投稿などでは主語が省略された文が散見されます。文法的には正しくありません。

 

 

英語を理解するためには別に難しい単語とか文法とかは必要なし

関係代名詞と受け身、あとは文と文をくっつける and とか when 、but とかさえ身についてしまえばそれ以上複雑な英文法は実はあまり必要ありません。

 

英単語に関しても同じです。 store とか back とか日常よう使われる単語の方が ponderous 「重々しい」や endorsement 「承認」なんかより本当はよっぽど大切なんです。 IELTS や TOEFL など難しい英語のテストで高得点が必要、という人以外は基本無視でいいはずです。

 

 

よく使う単語や表現、そして文法をただ知ってるだけでなく、使いこなせる様にする。そのためには簡単で楽しい英語のコンテンツに触れ続けることが一番です。