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-使える英語をお知らせします-

英語版ポケモン図鑑で英語に触れよう #10,13「キャタピー」「ビードル」

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英語は理解できる範囲のレベルに触れ続ければ、徐々に慣れて絶対にできる様になります。

 

こちらが海外版公式ポケモン図鑑

www.pokemon.com

 

ポケモンごとの名前、説明で使われている英語を通して、さらに英語に親しんでいきましょう。

 

 

 

キャタピー "Caterpie"

キャタピーの英語名は Caterpie です。英語名の語源は

 
caterpillar 「いもむし」

 そのまんまですね。ちなみに虫タイプは Bug type 。 bug は虫全般、 caterpiller はいもむしのことを指します。

 

 

トランセル Metapodmetamorphosis 「変形」 + pod 「(さやえんどうなどの)さや」 ) 、Butterfreebutterfly 「ちょうちょ」 + free 「自由な」)です。

 

 metamorphosis の類義語は transformation です。  pod は shell 。日本語名「トランセル」はむしろ transformation + shell の組み合わせっぽいのが面白いです。

※ metamorphosis より transformation の方がよく使われます。こちらを優先して覚えましょう。

 

 

ビードル "Weedle"

ビードルの英語名は Weedle です。英語名の語源は

 

 worm 「ミミズ」

 needle 「とげ、針」

 

なので Weedle 「とげミミズ」です。caterpiller はちょうちょなどに変化しますが、 worm はずっとミミズのまま、という点で異なります。

 

 

コクーンKakunacocoon 「蚕、まゆ」)、スピアーは Beedrillbee 「はち」 + drill 「ドリル」)。

日本語名「スピアー」の語源は spear 「槍」だと思われます。

 

ビードルの説明(ソード、シールド版)

ポケモンシールド版におけるヒトカゲの説明はこちらです。

 

Beware of the sharp stinger on its head. It hides in grass and bushes where it eats leaves.

 ※以下参照 

www.pokemon.com


 

日本語の公式ポケモン図鑑では説明がポケモンXYのものになっているので、私が和訳します。

 「頭部の鋭い針に気を付けろ!葉っぱを食べるため、草むらや茂みに隠れている」

 

 

説明に使われている単語 
  • Beware of ~ ~に気を付ける
  • stinger
  • grass, bush ※以下参照

 

 beware of ~ は「〜に気を付ける」という意味で用いられます。家先の立て看板によくこんなのがあります。

 

BEWARE

    OF

   DOG  

「犬に注意」

 

 

  stinger の意味は「針」です。 sting ~ 「〜を刺す」に -er を付けて「刺すもの→針」という感じです。

 

-er の形は英語では定番ですね。

play+er - player

produce+er - producer

bake+er - baker

 

 

 grass と bush は何が違うのでしょう。こちらを参照ください。

Types of plants: trees, bushes and grasses. | NATURAL SCIENCE #1

 

ざっくり言うとこんな感じ。

普通の木→ tree(s)

小ぶりの木→ bush(es)

雑草→ grass

 

  bush が一番イメージ付きづらいです。敢えて日本語っぽく言うと「茂み」とか「生垣」みたいな感じでしょうか。

そして木とかは一本ずつ数えられるので可算名詞、雑草は流石に一本ずつ数えられない(感覚)なので不可算名詞になりがちです。無駄知識です。

 

 

説明で使われている英文法
  • 命令文(動詞から始まる文) 

 

動詞から始まる文は「命令文」と呼ばれます。ただしこの命令文、「命令」と付いているのでどうも使いづらい感じがしますが、要はお願いするときに使う文体のことです。

 

Please give me the money.

お願い、お金ちょうだい

 

Hold the line, please. 

(電話口にて)少々お待ちください

 

 

もちろん please を付けなかったり、言う内容次第で命令っぽくもなります。

 

Answer the phone!

電話に出ろ

 

Get lost!

どっか行け

 

 

命令文と言えども、 please を付ければ全然高圧的な感じはしません。

 

at the end of the day, "please" is a magic word. 

「まあ結局、 please は魔法の言葉なわけよ」

 

www.youtube.com

 

 

英語を理解するためには別に難しい単語とか文法とかは必要なし

関係代名詞と受け身、あとは文と文をくっつける and とか when 、but とかさえ身についてしまえばそれ以上複雑な英文法は実はあまり必要ありません。

 

英単語に関しても同じです。 store とか back とか日常よう使われる単語の方が ponderous 「重々しい」や endorsement 「承認」なんかより本当はよっぽど大切なんです。 IELTS や TOEFL など難しい英語のテストで高得点が必要、という人以外は基本無視でいいはずです。

 

 

よく使う単語や表現、そして文法をただ知ってるだけでなく、使いこなせる様にする。そのためには簡単で楽しい英語のコンテンツに触れ続けることが一番です。