Common Words で Come On Forward !

-使える英語をお知らせします-

英語版ポケモン図鑑で英語に触れよう #57「オコリザル」

f:id:yuichi-football-ro:20200929142337p:plain

 

英語は理解できる範囲のレベルに触れ続ければ、徐々に慣れて絶対にできる様になります。

 

こちらが海外版公式ポケモン図鑑

www.pokemon.com

 

ポケモンごとの名前、説明で使われている英語を通して、さらに英語に親しんでいきましょう。

 

 

 

オコリザル "Primeape"

オコリザルの英語名は Primeape です。英名の由来は

 

prime 「優れた、」

primate 「霊長類」

ape 「猿」

 

3つの語源を見事に1つの名前にまとめています。あっぱれ!

 

そしてマンキーの英名は Mankey 。その由来は manky 「劣った」 + monkey 「猿」です。 ape と monkey の違いは、 ape がˇゴリラなど尻尾のない、 monkey が尻尾のある猿らしいです。

そう言われてみるとマンキーは尻尾があり、オコリザルにはありませんね!

 

 

オコリザルの説明(ソード、シールド版)

ポケモンソード、シールド版におけるオコリザルの説明はこちらです。

 

It stops being angry only when nobody else is around. To view this moment is very difficult.

 ※以下参照 

www.pokemon.com


 説明文の和訳はこんな感じです。

「周りに他に誰もいないときだけ機嫌が治る。ただし不機嫌じゃないオコリザルを目撃するのは非常に困難だ」

 

 

説明で使われている英文法
  • stop + being + 形容詞 「形容詞なことをやめる」

 

stop 動詞ing で「〜するのをやめる」を表現できます。

 

Stop complaining!

文句を言わない!(文句を言うのをやめて)

 

行動ではなく、形容詞のような状態をやめる場合は stop + being + 形容詞 と being を動詞として使います。

 

Stop being sad!

メソメソしない!

 

この場合に日本人にとって混乱しやすい原因は、日本語の感情表現は実は動詞が多いのです。怒る、悲しむ、喜ぶ、など「う」の音で終わるのは形容詞ではなく動詞です。

 

英語では感情表現をよく get + 形容詞で表します。

get + angry

get + sad

get + happy

 

英語の感情表現は形容詞、そして何より日本語の感情表現は動詞と言うことに気づけば混乱も溶けるでしょう。

 

 

あと似た表現に stop + to動詞 の形で「〜するために止まる」があります。

 

I stopped to talk to her.

彼女と話すために止まった

 

動詞ing はすでにしていること、 to動詞 はこれからすること、だから

stop + 動詞ing 「することをやめる」

stop + to動詞 「(これから)するために止まる」

 

らしいです。こう覚えると確かに納得感はあります。ただ実際にネイティブがそんなことを考えながら使っているかと言うと、「別に」です。 

日本語助詞の「てにをは」以下を「をの後ろには『影響物を』」とか、「にの後ろには『対象物を』」とか考えて使っていますか。

 

 

言葉って言うのは言語学者とか以外は基本、みんながその様に使っているからそう使う、くらいのものなのです。文法などルールを覚えるために思考を凝らすことは素晴らしいです。ただしそのこと自体が目的になってしまっては本末転倒だということもしっかり頭の片隅に置いておきましょう。

 

 

英語を理解するためには別に難しい単語とか文法とかは必要なし

関係代名詞と受け身、あとは文と文をくっつける and とか when 、but とかさえ身についてしまえばそれ以上複雑な英文法は実はあまり必要ありません。

 

英単語に関しても同じです。 store とか back とか日常よう使われる単語の方が ponderous 「重々しい」や endorsement 「承認」なんかより本当はよっぽど大切なんです。 IELTS や TOEFL など難しい英語のテストで高得点が必要、という人以外は基本無視でいいはずです。

 

 

よく使う単語や表現、そして文法をただ知ってるだけでなく、使いこなせる様にする。そのためには簡単で楽しい英語のコンテンツに触れ続けることが一番です。