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-使える英語をお知らせします-

Arsenal の YouTube 公式チャンネルから英語を学ぼう #4

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言語はそれ自体を勉強が目的ではなく、勉強を通して得た言語力で自分の可能性を広げるためのもの。スポーツやファッションなど好きなコンテンツに英語で触れてもいいし、英語でコミュニケーションを図ってもいい。 可能性は無限大です。

 

 

またいろんな分野のコンテンツに英語で触れていると、英語には教科書に出てくる「文法的に正しい英語」以外にも色々な形が存在することに気付けます。

 

サッカーチーム「アーセナル」の公式 YouTube チャンネルを利用して、楽しみながら英語を自然に身につけましょう!

 

 
'Smith Rowe's an important player' | Mikel Arteta on Arsenal 2-0 Newcastle | Emirates FA Cup

今回参考にする動画はコチラ↓

www.youtube.com

 

今回は、スペイン人監督、ミケル・アルテタの試合後インタビュー映像です。 

YouTube では Caption 機能を使用すると、 AI が自動で音声文字変換した字幕がみられます。多少間違っている部分もありますが、非常に有用です。

 

 

注目点!「発音、アクセント」

スペイン人のアルテタはいわゆる完璧なブリティッシュイングリッシュ、というよりはある種スペイン語話者っぽいアクセントで話しています。

 

話のリズム感やイントネーションでほんの少し聞きづらい箇所もちらほらありますが、少なくとも単語、表現、文法ともにほぼ完璧です。

 

 

選手時代からイングランドでプレーしていたアルテタ。選手と(助)監督時代を合わせると、少なくともイングランドに15年ほどいます。15年!

 

アルテタ自身もそこまで本人のアクセントを気にしていないはずです。ただ15年いても完璧に近い英語を話していてもアクセントは残るのです。

 

アメリカン、ブリティッシュ、その他諸々のアクセントを完璧に再現したい方はいざ知らず、「日本語訛りだと通じない」と思い込んで、スピーキングの第一歩が踏み出せないあなた。多少のアクセントがあっても全然通じるのでまずは英会話してみましょう!

 

 

  

正しい「英文法」はあるけれど、正しい「英語」は定義できない

I love colourless green.

私は無色の緑色が好きです

 

I love a green. 

私は緑色が好きです

 

上記2つの英文。英文法的に合っているのは上ですが、実際に伝わるのは下の1文です。 colourless green なんて存在しないので文法的に正しくても伝わらないのです。

 

国際共通語として地位を確立した英語は様々な国の人が母語ではない第二言語として日常的に使っています。ネイティブでも文法的なミスや発音ミスがあるし、ノンネイティブがそれぞれの母語の影響による文章構成や独特なアクセントを用いて英語を話します。

 

もちろん英語の教科書にはいわゆる「正しい英文法」で「ネイティブ発音」の英語しか登場しません。もちろんコチラも大切ですが、様々な形の英語に対応できる能力もまた「英語力」の一環です。

 

様々なコンテンツに英語で触れることで、より総合的な英語力を付けていきましょう。