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-使える英語をお知らせします-

英語版ポケモン図鑑で英語に触れよう #122「バリヤード」

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英語は理解できる範囲のレベルに触れ続ければ、徐々に慣れて絶対にできる様になります。

 

こちらが海外版公式ポケモン図鑑

www.pokemon.com

 

ポケモンごとの名前、説明で使われている英語を通して、さらに英語に親しんでいきましょう。

 

 

バリヤード "Mr.Mime"

バリヤードの英語名は  Mr. Mime です。英名の由来は

 

Mr.「男性の敬称」

mime artist「パントマイマー」

 

バリヤードはパントマイマーがモチーフ。ちなみにパントマイムは英語でも pantomime です。

 

 

バリヤードの説明(ソード版)

バリヤードのソード版における英語の説明がコチラ。

The broadness of its hands may be no coincidence—many scientists believe its palms became enlarged specifically for pantomiming.

 ※以下参照 

www.pokemon.com


日本語版公式図鑑の説明はこちら。

「おおきな てのひらは パントマイムを するために はったつ したと かんがえる がくしゃも おおい。」

参照 バリヤード|ポケモンずかん

  

説明で使われている英単語 
  • broad(ness) - 広い(広さ)
  • coincidence - 偶然
  • palm - 手のひら
  • enlarged - 大きくなる

  

 

 broad は「広い」を意味します。名詞形の broadness は「広さ」。 wide と基本同じ意味で使ってしまって問題ありません。

 

This street is wide!

この道広いね!

You have broad shoulders.

肩幅広いね

 

 

 coincidence は「偶然」の意味で用いられます。

 

What a coincidence!

すごい偶然!

 

 coincidence といえばこの表現。「偶然の」は coincidental 。どちらもそんなに汎用性は高くありません。

 

 

 palm の意味は「手のひら」。犬とかの肉球paw です。

 

He got a cut on the palm.

手のひらを切った

Look at his paw. So cute.

肉球見て!チョーかわいい

 

 

 enlarged 「大きくなる」です。実は enlarge ~ 「〜を大きくする」の受け身形です。

 

The company is trying to enlarge the premises. 

会社は敷地を広げようとしている

The premises was enlarged for various purposes.

色々な目的があって、敷地は広げられた

 

 large の意味を知っていれば、 enlarge の意味も推測つきそうです。もちろん似た形で違う意味の単語もありますが、大抵の単語は形が似ていれば意味も大概似ています。

 

 

説明で使われている英文法

The broadness of its hands may be no coincidence—many scientists believe its palms became enlarged specifically for pantomiming.

 

ダッシュは文と文(文節と文節)を繋いだり、前の名詞の説明を加えたり、様々な用途で用いることができます。コロン : や括弧() などと異なり、本当に様々な方法で使えるので逆に使い方が難しいです。「なんでもいいから美味しいとこ連れてって」くらい曖昧です。

 

英語のライティングテストの場合、「文法的に間違ってないけど不自然だから減点」と判断される可能性もあるので、一番無難なのは使わないことです。

 

 

それでも使いたい、という人は University of North Corolina at Chapel Hill のウェブサイトに説明があるので参考にしてみてください。

writingcenter.unc.edu

 

該当箇所を読んだ上で、要点だけ伝えると

・直前の名詞の説明に使う

ダッシュの中は名詞句でも形容詞句でも文でもいい

・多用は厳禁

 

です。割となんでもアリですが、多用はするな。とのことです。

 

 

英語を理解するためには別に難しい単語とか文法とかは必要なし

関係代名詞と受け身、あとは文と文をくっつける and とか when 、but とかさえ身についてしまえばそれ以上複雑な英文法は実はあまり必要ありません。

 

英単語に関しても同じです。 store とか back とか日常よう使われる単語の方が ponderous 「重々しい」や endorsement 「承認」なんかより本当はよっぽど大切なんです。 IELTS や TOEFL など難しい英語のテストで高得点が必要、という人以外は基本無視でいいはずです。

 

 

よく使う単語や表現、そして文法をただ知ってるだけでなく、使いこなせる様にする。そのためには簡単で楽しい英語のコンテンツに触れ続けることが一番です。