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-使える英語をお知らせします-

英語版ポケモン図鑑で英語に触れよう #113「ラッキー」

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英語は理解できる範囲のレベルに触れ続ければ、徐々に慣れて絶対にできる様になります。

 

こちらが海外版公式ポケモン図鑑

www.pokemon.com

 

ポケモンごとの名前、説明で使われている英語を通して、さらに英語に親しんでいきましょう。

 

 

ラッキー "Chansey"

ラッキーの英語名は  Chansey です。英名の由来は

 

chance「機会、チャンス」

 

 ポケモンの英語名は、響きを名詞+あだ名っぽくしてますね。 lucky もあだ名っぽいですが、若干形容詞感が残るので、 Chansey なのでしょうか。

 

ラッキーの説明(ソード版)

ラッキーのソード版における英語の説明がコチラ。

The egg Chansey carries is not only delicious but also packed with nutrition. It’s used as a high-class cooking ingredient.

 ※以下参照 

www.pokemon.com


日本語版公式図鑑の説明はこちら。

「タマゴは えいようまんてんで あじも ばつぐん。 こうきゅうな しょくざいとして あつかわれる。」

参照 ラッキー|ポケモンずかん

 

 

説明で使われている英単語 
  • carry ~ - 〜を持ち運ぶ
  • packed with ~ - 〜が入っている
  • nutrition - 栄養
  • high-class - 高級な
  • ingredient - 食材、材料

 

 carry ~ で「〜を持ち運ぶ」ニュアンスを伝えられます。 take はどちらかというと「持っていく、連れていく」つまりその場から離れる感じ、 bring は「どこかに運ぶ」つまりある場所に持って行く」感じがします。

 

  •  take → その場から持って離れる感じ
     You can take it to your home. 
    持って帰っていいですよ
  •  bring → ある場所に持って行く感じ
    Can you bring the book to me today?
    私のところに今日、本を持ってきてくれない?
  •  carry → 割と肌身離さず持ち歩く感じ
    He also carries the bag.
    いつもあのカバン持ってるね

 

とは言ってもうまく使い分けられなくても通じるので過度な心配はご無用です。

 

 

 packed with ~ の意味は「〜が入っている」。 pack A in B「AにBを入れる」の受け身の形ですね。

 

I packed the bag with lots of clothes.
カバンにいっぱい服詰め込んだ

The bag is packed with lots of clothes.
カバンにいっぱい服が入ってる

 

 

 nutrition は「栄養」、 ingredient は「食材、材料」という意味です。食べ物は結構話題に登りやすいので、覚えておくと英会話で重宝します。

 

Smoothie is full of nutrition!

スムージーは栄養満点!

This soup tastes very good! what are the ingredients?

このスープ美味しい!材料何?

 

 

 high-class は「高級な」という意味で用いられます。2語以上のセットで形容詞として使われる単語はこんな感じでダッシュ(-)でつながれます。

 

A high-end shopping street

高級ショッピング街

State-of-the-art technology

先端技術

 

説明で使われている英文法
  • 関係代名詞の that 省略

The egg Chansey carries is not only delicious but also packed with nutrition. It’s used as a high-class cooking ingredient.

 

The egg (that) chansey carries is ~ . と、冒頭の箇所で関係代名詞が使用されています。本文の様に that がないと関係代名詞だと気づきづらいという方もいるかもしれません。

 

あまり文構造に固執したくないですが、強いていうならば、最初の名詞 (egg)のあとまたすぐに名詞が続いています。こういう「名詞のあとにすぐ名詞」のパターンは結構関係代名詞の that が省略されているケースです。

 

あと、そもそも関係代名詞というのはその前の名詞の説明、だということを忘れないでください。

 

卵→どんな卵?→ラッキーが持ち運んでいる卵

 

関係代名詞内は前の名詞の説明だと思うと途端に理解が進みます。

 

I bought a new car that is famous in Germany.

車→どんな車?→ドイツで有名な車

 

The new watch that is made in Switzerland is quite expensive.

時計→どんな時計?スイス製の時計

 

日本語だと名詞の説明は99%名詞の前に来るのでわかりづらいですよね。英語は形容詞1語以外は基本全部後ろに来ます。

 

 

英語を理解するためには別に難しい単語とか文法とかは必要なし

関係代名詞と受け身、あとは文と文をくっつける and とか when 、but とかさえ身についてしまえばそれ以上複雑な英文法は実はあまり必要ありません。

 

英単語に関しても同じです。 store とか back とか日常よう使われる単語の方が ponderous 「重々しい」や endorsement 「承認」なんかより本当はよっぽど大切なんです。 IELTS や TOEFL など難しい英語のテストで高得点が必要、という人以外は基本無視でいいはずです。

 

 

よく使う単語や表現、そして文法をただ知ってるだけでなく、使いこなせる様にする。そのためには簡単で楽しい英語のコンテンツに触れ続けることが一番です。