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-使える英語をお知らせします-

英語版ポケモン図鑑で英語に触れよう #87「ジュゴン」

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英語は理解できる範囲のレベルに触れ続ければ、徐々に慣れて絶対にできる様になります。

 

こちらが海外版公式ポケモン図鑑

www.pokemon.com

 

ポケモンごとの名前、説明で使われている英語を通して、さらに英語に親しんでいきましょう。

 

 

ジュゴン "Dewgong"

ジュゴンの英語名は Dewgong です。英名の由来は

 

dew 「露」

dugongジュゴン

 

英語では 'du' は「ヅ」ではなく「デュ」の様に発音します。 なので dugong の発音は「ジュコン」とは少し異なります。 reduce の du も「デュ」の様に発音しますね。

Oxford Dictionary で発音を確認↓

www.lexico.com

 

ちなみにパウワウの英語名は Seelseal 「あざらし」)。 英語はほぼそのままですが、なぜパウワウ

 

 

ジュゴンの説明(ソード、シールド版)

 

ポケモンソード、シールド版におけるジュゴンの説明はこちらです。

Its entire body is a snowy white. Unharmed by even intense cold, it swims powerfully in icy waters. 

 ※以下参照 

www.pokemon.com


和訳するとこんな感じ。

「全身雪の様に真っ白。極寒を物ともせず、冷たい海でパワフルに泳ぎ回っている。」

 

  

説明で使われている英単語
  • snowy -雪の様な
  • unharmed -無傷の、傷つかない
  • intense -(程度が)激しい
  • icy -冷たい

 

 snowy は「雪の様な」、 icy は「冷たい」を意味します。英語では名詞や動詞の語尾に -y を付けて形容詞として用いられる単語が多くあります。

 

rain rainy

cloudcloudy

speedspeedy

saltsalty

 

-y は日本語の「 〜の様な」と考えるとイメージつきやすいかもしれません。 -y と同じく「〜の様な」的に使われる語尾に -ish も挙げられます。

 

self selfish

childchildish

style stylish

green greenich

※-ish の方は -ish が語尾で終わる動詞も結構あるので注意

 

-ish は「〜の様な」という日本語の表現に非常に似ており、語尾に -ish を付ければ色んな単語を「〜くらい、〜の様な」というイメージに変形できます。

 

9pm, ish

9時くらい

 

curry, ish

カレーっぽい

 

charger, ish

充電器的な

 

日本語でも「〜的な」を語尾に付けまくると印象が良くない、と感じる人がいる様に、あまりに -ish を多用すると「 -ish に頼るな」と思う人もいます。

 

(トラックを見ながら)

I like the car-ish car.

あのなんか車的な車、良くない?

 

↑「-ish を使わず、トラックと言え」と思う人がいる、ということを伝えたかったです。

 

 

 unharmed は「無傷の、傷ついていない」という意味で用いられます。ただこの単語を harm ~「〜傷つける」と別に暗記しようとするのは非常に惜しい。

 

un (否定を意味する) + harm → 「傷つけない」

harm + 受け身 → 「傷ついた」

un + harm + 受け身 → 「傷ついていない」

 

「傷つける」と「傷つけられる」を別の単語と認識して別々に暗記している日本語学習中の外国人がいたら「根幹は同じだから一緒に覚えたら効率的だよ!」とアドバイスしてあげたくなります。「傷ついた」と「傷ついていない」も根幹は同じです。

 

外国語を習得しようと思うと膨大の量の新しい知識を頭に入れることになります。できれば単純暗記の様な形ではなく、それぞれ関連付けて覚えていくことが暗記を減らす+記憶に定着しやすいことに繋がります。

 

 

 intense は「(程度が)激しい」というイメージを持ちます。文脈によっては「キビしい」イメージがしっくりくるかもしれません。

 

The practice was intense.

練習が激しかった

 

intense pressure 

激しいプレッシャー

 

as a result of the intense training

激しいトレーニングの結果

 

 

英語を理解するためには別に難しい単語とか文法とかは必要なし

関係代名詞と受け身、あとは文と文をくっつける and とか when 、but とかさえ身についてしまえばそれ以上複雑な英文法は実はあまり必要ありません。

 

英単語に関しても同じです。 store とか back とか日常よう使われる単語の方が ponderous 「重々しい」や endorsement 「承認」なんかより本当はよっぽど大切なんです。 IELTS や TOEFL など難しい英語のテストで高得点が必要、という人以外は基本無視でいいはずです。

 

 

よく使う単語や表現、そして文法をただ知ってるだけでなく、使いこなせる様にする。そのためには簡単で楽しい英語のコンテンツに触れ続けることが一番です。