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-使える英語をお知らせします-

英語版ポケモン図鑑で英語に触れよう #120「ヒトデマン」

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英語は理解できる範囲のレベルに触れ続ければ、徐々に慣れて絶対にできる様になります。

 

こちらが海外版公式ポケモン図鑑

www.pokemon.com

 

ポケモンごとの名前、説明で使われている英語を通して、さらに英語に親しんでいきましょう。

 

 

ヒトデマン "Staryu"

ヒトデマンの英語名は  Staryu です。英名の由来は

 

starfish「ヒトデ」

you「あなた」

 

なぜ you が使われているか。それはスターミーの英名が Starmie (starfish + me 「わたし」)だからでしょう。

  

 

ヒトデマンの説明(シールド版)

ヒトデマンのシールド版における英語の説明がコチラ。

Fish Pokémon nibble at it, but Staryu isn’t bothered. Its body regenerates quickly, even if part of it is completely torn off.

 ※以下参照 

www.pokemon.com


日本語版公式図鑑の説明はこちら。

「さかなポケモンに ついばまれるが からだが ちぎれても すぐに さいせいするので きにしない。」

参照 ヒトデマン|ポケモンずかん

 

説明で使われている英単語 
  • nibble - ついばむ、(食べ物を)つまむ
  • is bothered - 気に触る
  • regenerate - 再生する
  • torn off - ちぎれる

  

 nibble は「ついばむ」というイメージを持ちます。また、おつまみのこともこの nibble を遣って表現します。

 

Would you like something to nibble?

何かおつまみは要りますか

 

 

 is bothered の意味は「気に触る」です。 bother ~ が「〜にちょっかいを出す、イライラさせる」なので受け身の形にすると以上の様なニュアンスを醸します。

 

Don't bother me. I'm trying to focus.

邪魔しないで。集中してるんだから

I got bothered because they just kept on talking. 

ずっと話してるからイライラしちゃった

 

 

 regenerate は「再生する」を意味します。 -re 「再び」 + generate 「生産する」= regenerate 。足し算です。

 

 

 torn off の意味は「ちぎれる」。「〜をちぎる」は tear ~ (off) なので、これも受け身にすると torn off 「ちぎれる」。

 

He is tearing off the paper. 

彼は紙をちぎっている

The paper was torn off by him.

紙は彼によってちぎられた

 

魚に四肢を食いちぎられても動じない、ヒトデマンくらいの寛容さが手に入れたい。

 

 

説明で使われている英文法
  • 単数形と複数形への嗅覚 

Fish Pokémon nibble at it, but Staryu isn’t bothered. Its body regenerates quickly, even if part of it is completely torn off.

 

「さかなポケモン」は Fish Pokemon と表現し、そのあと nibble が来ていることから、この Fish Pokemon は複数形だとわかります。もし単数形扱いなら nibbles と三単現の S が付くはずです。

 

ヒトデマンは気にしない」では Staryu isn't bothered. の様に、ヒトデマンは単数形扱いで、 isn't が続いてます。なぜでしょう。

 

 

結論は「単数形でも複数形でもどっちでもいい」です。少なくともグラマー的にはどちらでもOK。

 

ただ「さかなポケモン」はある種に特定しているわけでなく、どんな魚ポケモンでもヒトデマンをかじる可能性がある、つまり2種類以上かじりそうだから複数形。

 

一方で何かの生態系について説明するときは単数形の方が自然な印象を与える傾向にあります。

「ヒトは哺乳類」

「人々は哺乳類」

どちらでもいいですが、なんか前者の方が学術的っぽいです。英語でもそんな感じでしょう。

 

ただどちらが正解ということもなく、ある商品や生物の説明のときは単数形でも複数形でも間違いではないので、明から様に単数か複数のとき以外は、とりあえず好きな方で大丈夫です。

 

 

英語を理解するためには別に難しい単語とか文法とかは必要なし

関係代名詞と受け身、あとは文と文をくっつける and とか when 、but とかさえ身についてしまえばそれ以上複雑な英文法は実はあまり必要ありません。

 

英単語に関しても同じです。 store とか back とか日常よう使われる単語の方が ponderous 「重々しい」や endorsement 「承認」なんかより本当はよっぽど大切なんです。 IELTS や TOEFL など難しい英語のテストで高得点が必要、という人以外は基本無視でいいはずです。

 

 

よく使う単語や表現、そして文法をただ知ってるだけでなく、使いこなせる様にする。そのためには簡単で楽しい英語のコンテンツに触れ続けることが一番です。