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-使える英語をお知らせします-

英語版ポケモン図鑑で英語に触れよう #123「ストライク」Vol.1

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英語は理解できる範囲のレベルに触れ続ければ、徐々に慣れて絶対にできる様になります。

 

こちらが海外版公式ポケモン図鑑

www.pokemon.com

 

ポケモンごとの名前、説明で使われている英語を通して、さらに英語に親しんでいきましょう。

 

 

ストライク "Scyther"

ストライクの英語名は Scyther です。英名の由来は

 

 scythe「鎌(かま)」

 

 

この scythe なんかは単語帳とかで「 scythe 鎌」を覚えようとするより「 Scyther ストライク」の方が余程記憶に残りそうです。

 

ストライクの説明(ソード版)

ストライクのソード版における英語の説明がコチラ。

As Scyther fights more and more battles, its scythes become sharper and sharper. With a single slice, Scyther can fell a massive tree.

 ※以下参照 

www.pokemon.com


日本語版公式図鑑の説明はこちら。

「たたかいを かさねるごとに カマの きれあじは あがる。 たいぼくも いっとうりょうだんに きりさくぞ。」

参照 ストライク|ポケモンずかん

 

 

説明で使われている英単語 
  • slice - 一切れ、切る行為
  • fell ~ - 〜を切り倒す  

 

 slice は「一切れ」や「切る行為」を表します。 slice ~ 「〜を切る」を意味する動詞としても用いられます。

 

a slice of pizza 

ピザ一切れ

Please slice the pizza in half.

ピザ半分に切って

 

 

 fell ~ で「〜を切り倒す」を意味します。

 

The craftman felled the tree. 

その職人は気を切り倒した

 

 fall 「倒れる」の過去形の fell と混同しない様に注意してください。

 

The guy suddenly fell down to the ground.

その男性は突然、床に倒れ込んだ

 

英語で小説を読んだり、 DIY 的な話題にあまり興味を持っていませんが、それでも大学院行ったり、英語圏でかれこれ3年くらいは過ごしましたが fell ~ 「〜を切り倒す」は初めて見ました。

 

 

説明で使われている英文法
  • 「〜すればするほど〇〇」の用法

As Scyther fights more and more battles, its scythes become sharper and sharper. With a single slice, Scyther can fell a massive tree.

 

 「〜すればするほど〇〇」を表すときに圧倒的によく見られるのは the more, the more の形。

 

The more money he earned, the more cars he collected. 

稼げば稼ぐほど、彼はより多くの車を集めた

 

 the のあとは more 以外でも、例えば形容詞の比較級でもこの構文を使用できます。

 

The hotter it gets, the happier he gets. 

暑くなればなるほど、彼はもっと幸せになる

 

 

ただし、ストライクの英語ポケモン図鑑からわかる様に、別に絶対に the more, the more の形を使わなければいけないわけではありません。あえて説明文を the more, the more 構文に変換すると

 

The more battles Scyther fights, the sharper its scythes become.

 

でしょうか。どちらにしろ、自分の伝えたいイメージを言語化するのに役立つのが文法。まずは伝えたい内容があって、文法や語彙の助けを借りる。

 

「何かを伝えたい!」という思いがあればもう十分です。あとはそれをいかに英語化するか。一緒に英語を学んでいきましょう!

 

 

英語を理解するためには別に難しい単語とか文法とかは必要なし

関係代名詞と受け身、あとは文と文をくっつける and とか when 、but とかさえ身についてしまえばそれ以上複雑な英文法は実はあまり必要ありません。

 

英単語に関しても同じです。 store とか back とか日常よう使われる単語の方が ponderous 「重々しい」や endorsement 「承認」なんかより本当はよっぽど大切なんです。 IELTS や TOEFL など難しい英語のテストで高得点が必要、という人以外は基本無視でいいはずです。

 

 

よく使う単語や表現、そして文法をただ知ってるだけでなく、使いこなせる様にする。そのためには簡単で楽しい英語のコンテンツに触れ続けることが一番です。