Common Words で Come On Forward !

-使える英語をお知らせします-

英語版ポケモン図鑑で英語に触れよう #90「シェルダー」

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英語は理解できる範囲のレベルに触れ続ければ、徐々に慣れて絶対にできる様になります。

 

こちらが海外版公式ポケモン図鑑

www.pokemon.com

 

ポケモンごとの名前、説明で使われている英語を通して、さらに英語に親しんでいきましょう。

 

 

シェルダー "Shellder"

シェルダーの英語名は Shellder です。英名の由来は

 

shell 「汚れ」

shelter 「シェルター」

  

 shell + shelter でシェルダー。そしてパルシェンは Cloyster ( clam 「アサリ」 + oyster 「牡蠣」 + cloister修道院にこもる」)が英語名です。 cloister は初めてみました。 海外の修道院に観光で行ってパンフレットとかを見る機会があれば、もしかしたら見かけるかもしれません。私は修道院観光しませんので。

 

 

シェルダーの説明(ソード版)

 

ポケモンソード版におけるシェルダーの説明はこちらです。

It swims facing backward by opening and closing its two-piece shell. It is surprisingly fast.

 ※以下参照 

www.pokemon.com


日本語版公式ポケモン図鑑に記載された和訳がこちら。

「2まいのカラを あけたり とじたり することで うしろむきに およぐ。 そのスピードは けっこう はやい。」 

参照 シェルダー|ポケモンずかん

 

  

説明で使われている英単語
  • to face backwards -後ろ向きになる
  • two-piece shell -2枚ガイ

 

後ろ向きになることを英語では to face backwards と表現します。逆に前向きになることは to face forward です。

 

Please face backwards when you take this roller coaster.

このジェットコースターには後ろ向きで乗車してください。

 

Face forward! It's dangerous!

(車で後ろ向きに座っている子供に) 前を向いて!危ないから!

 

「振り返って」という意味での後ろを向くは turn とか look this way と言う方が自然だと思います。一度きりの行為なので。「前を、後ろをずっと向いていて」という意図ならば face forward/backwards かなと。

 

ちなみに一応 backwards がイギリス、 backward がアメリカ英語らしいです。

 

 

 two-piece shell で「2枚ガイ」を表します。 two-piece shellと複数形の -s が付かないことに注意してください。2つのパートで1つの貝を構成している、つまり2枚揃ってやっと「1つの貝」なので、 a two-piece shell な訳です。わかりづらい。

 

そのくせハサミ scissors とかは2つに分解したら、その1つは scissor と単数形になります!シザーハンズは scissor hands ですから。

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貝の方は、1枚の貝殻は「貝でなく」、2つ揃って初めて「貝の条件を満たす」見たいな発想なんでしょう。

 

口ではなんとでも説明できますが、この辺は実際にたくさん英語に触れて感覚的に理解できるようになるしかありません。

 

 two-piece 「2つのパートから構成された」は shell なんかよりもむしろ suit とか swimsuit とかと一緒に使用されます。

 

 two-piece suit 「パンツとジャケットセットのスーツ」

 two-piece bathing suit 「上下セットのビキニ」

 

上下セットの洋服とかは two-piece outfits とか表現されますね。

www.forever21.com

 

 

英語を理解するためには別に難しい単語とか文法とかは必要なし

関係代名詞と受け身、あとは文と文をくっつける and とか when 、but とかさえ身についてしまえばそれ以上複雑な英文法は実はあまり必要ありません。

 

英単語に関しても同じです。 store とか back とか日常よう使われる単語の方が ponderous 「重々しい」や endorsement 「承認」なんかより本当はよっぽど大切なんです。 IELTS や TOEFL など難しい英語のテストで高得点が必要、という人以外は基本無視でいいはずです。

 

 

よく使う単語や表現、そして文法をただ知ってるだけでなく、使いこなせる様にする。そのためには簡単で楽しい英語のコンテンツに触れ続けることが一番です。