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-使える英語をお知らせします-

英語版ポケモン図鑑で英語に触れよう #4「ヒトカゲ」

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英語は理解できる範囲のレベルに触れ続ければ、徐々に慣れて絶対にできる様になります。

 

こちらが海外版公式ポケモン図鑑

www.pokemon.com

 

ポケモンごとの名前、説明で使われている英語を通して、さらに英語に親しんでいきましょう。

 

 

 

ヒトカゲ "Charmander"

ヒトカゲの英語名は Charmander です。英語名の語源は

 
char "charcoal(木炭)"の char
-mander "salamander(サンショウウオ)"の mander

 

なので、 Charmander は 「火トカゲ」的な意味合いです。

 

ヒトカゲは「火、トカゲ」だったんですね。合点がいきました。

ちなみにリザード Charmeleon ( meloen は "chameleon 「カメレオン」" から)、リザードン Charizard ( char + lizard 「トカゲ」)です。

ヒトカゲ一家はトカゲ系。フシギダネ一家もトカゲ系でした。

 

 

ヒトカゲの説明(シードル版)

ポケモンシールド版におけるヒトカゲの説明はこちらです。

 

From the time it is born, a flame burns at the tip of its tail. Its life would end if the flame were to go out.

 ※以下参照 

www.pokemon.com


 

日本語ではこの様に説明されています。

 「うまれたときから しっぽに ほのおが ともっている。 ほのおが きえたとき その いのちは おわってしまう。」

※参照 ヒトカゲ|ポケモンずかん

 

 

説明に使われている単語 
  • at the tip of ~ の先の
  • go out 消える

 

 at the tip of ~ で「〜の先の(に)」を表現できます。 tip は「先端」のイメージが強く、 at the top of ~ と言うと「〜の上の方の(に)」の様な印象になります。

 

 the tip of the pencil 

鉛筆の先端

 We are at the top of the mountain. 

今は山頂にいる

 

at the 〇〇 of ~ の形はその他にもあります。

- at the back of the group 「集団の後方」

- at at the front of the table 「テーブルの前方」

 

- at the beginning of the event 「イベントの初め」

- at the end of the course 「コースの終わり」

 

 

火が消えるのは go out 、消すときは put out (the fire) 。ややこしいですね。

 

The fire went out.

「火が消えた」

Please put out the candle when you leave the room.

部屋を出るときはろうそくを消してください

 

 ちなみに例え The fire went off.I stopped the fire. みたいに言っても十中八九通じます。テストでは「正確性」が求められるから仕方ありませんが、普通の会話なら通じればOKです。

 

「日本語試験をうける外国人が『食べれる』に❌を打たれ、『食べれる』に直された」という話を聞いて、大半の日本人は「別にいいじゃん」と思うはずです。100%ではなく、まずは伝わるレベルの正確性を手に入れましょう。

 

説明で使われている英文法
  • the time + 文
  • if ~(過去形), would 〇〇

 

From the time it is born, a flame burns at the tip of its tail. Its life would end if the flame were to go out.

 

 

「 the time + 文」の形で「『文』のとき」と言えます。

from the time I was born 「生まれたとき から(from)」

at the time they were swiming 「泳いでいたとき に(at)」

 

the time はシンプルに when に書き換えられます。表現に幅を出したいときはどうぞ。

from when I was born 「生まれたときから」

 

From the time I came here, I have been so happy.

「ここに来てからずっと幸せ」

 

 

if ~(過去形), would 〇〇 はいわゆる「仮定法」というやつです。 if ~, would 〇〇は「(ありえないけれど万が一)もし~なら、〇〇」と想像上の話をするときに使います。

 

If I won the lottery, I would buy an island.

「もし宝くじが当たったら、島を買うよ」

 

普通の if ~, 〇〇は別にあり得る仮定の話をするときに使います。

 

If you come to the party, I will make a cake!

もしパーティーに来るならケーキ作るよ!

 

 

1つ確認しておきたいのが、ある話が「あり得る、ありえない」と思う判断基準はあくまで話し手です。もし話し相手がパーティーに絶対に来ないと思っているならこんな文章もありえます。

 

If you came to the party, I would buy a whole tuna. 

もしパーティに来るなら、マグロ一匹買うわ」

 

日本語では基本、ありえない話もあり得る話も全部「もし〜」で伝えられるので、仮定法の使いこなせる様になるまで少し時間がかかります。母国語にない文法を難しく感じるのは普通なので別に気にすることはありません。

 

日本人にとっての仮定法の話は、「ドイツ語には進行形がないので、ドイツ人が進行形を使いこなせる様になるまで時間がかかる」みたいなものです。

 

 

 

英語を理解するためには別に難しい単語とか文法とかは必要なし

関係代名詞と受け身、あとは文と文をくっつける and とか when 、but とかさえ身についてしまえばそれ以上複雑な英文法は実はあまり必要ありません。

 

英単語に関しても同じです。 store とか back とか日常よう使われる単語の方が ponderous 「重々しい」や endorsement 「承認」なんかより本当はよっぽど大切なんです。 IELTS や TOEFL など難しい英語のテストで高得点が必要、という人以外は基本無視でいいはずです。

 

 

よく使う単語や表現、そして文法をただ知ってるだけでなく、使いこなせる様にする。そのためには簡単で楽しい英語のコンテンツに触れ続けることが一番です。