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-使える英語をお知らせします-

英語版ポケモン図鑑で英語に触れよう #94「ゲンガー」

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英語は理解できる範囲のレベルに触れ続ければ、徐々に慣れて絶対にできる様になります。

 

こちらが海外版公式ポケモン図鑑

www.pokemon.com

 

ポケモンごとの名前、説明で使われている英語を通して、さらに英語に親しんでいきましょう。

 

 

ゲンガー "Gengar"

ゲンガーの英語名は  Gengar です。英名の由来は

 

doppelgänger ドッペルゲンガー、瓜二つの人物」

 

そのままですね。ちなみにゴースとゴーストについてはコチラを参照してください。

yuichi-football-ro.hatenablog.com

 

 

ゲンガーの説明(ソード版)

 

ポケモンソード版におけるゲンガーの説明はこちらです。

On the night of a full moon, if shadows move on their own and laugh, it must be Gengar’s doing.

 ※以下参照 

www.pokemon.com


日本語版公式ポケモン図鑑に記載された和訳がこちら。

「まんげつのよる かげが かってに うごきだして わらうのは ゲンガーの しわざに ちがいない。」 

参照 ゲンガー|ポケモンずかん

  

 

説明で使われている英単語
  • full moon -満月
  • on one's own -その人だけで

  

full moon で「満月」。そのままですね。

 

He transformed on the night of a full moon. 

満月の夜、彼は変身した

 

 ちなみに単純に「夜に」というときは at night と表現します。むしろこっちを覚えた方が100倍くらい汎用性が高いです。

 

Do you wanna go to the movie theatre at night?

夜に映画館行きたい?

 

 

 on one's own 、例えば on my own とか on his own とかで「その人だけで」という意味で用いられます。

 

 I wanna make it on my own.

一人で達成したいんだ!

 

 by oneself ( by myself など)や alone とも代替可能です。 alone は「なんか寂しい感じがする」と思う人もいるみたいですが、明らかに違う文脈でしか使えないなんてことはないので、とりあえず気にせず使ってOK。

 

 

説明で使われている英文法
  •  must -違いない
  •  doing -仕業、行為

On the night of a full moon, if shadows move on their own and laugh, it must be Gengar’s doing.

 

 must =「しなければならない」という訳のときももちろんあります。どちらにせよ「主語が動作する『可能性が限りなく100%に近い』 とき must 」と覚えておくといいかもしれません。

 

He must go home now.

彼は今すぐ家に帰らなければいけない

※彼≒家に帰る

 

The call must be from him.

電話は彼からに違いない

※電話≒彼から

 

 

 

 doing で「行為」を表します。 do ~「〜をする」の名詞形だから「すること」、意訳して「仕業、行為」

 

英語学習の初期の初期では日本語を介して学ぶことも必要でしょう。ただし全部和訳しながら英語を読んでいると、むしろそれが英語学習を妨げてしまうこともあります。

 

ゲンガーの説明文でも「ゲンガーのすることに違いない」と和訳して「することだとしっくりこないな〜、他にいい訳ないかな〜」と考えるのは思考力を無駄に消費することに他なりません。

 

 

Gengar + do から「ゲンガーがやったこと」というメッセージだけ理解できれば英語解釈としては十分過ぎるほどです。それを「仕業」などのしっくり来る訳が思い浮かばないと「英語が理解できていない」と思い込んでしまうのは、単なる勘違いです。

 

自然な日本語訳を思いつくのは翻訳者の仕事です。相手が言いたいことが理解できればはなっから日本語訳なんて必要有りません。

 

 

英語を理解するためには別に難しい単語とか文法とかは必要なし

関係代名詞と受け身、あとは文と文をくっつける and とか when 、but とかさえ身についてしまえばそれ以上複雑な英文法は実はあまり必要ありません。

 

英単語に関しても同じです。 store とか back とか日常よう使われる単語の方が ponderous 「重々しい」や endorsement 「承認」なんかより本当はよっぽど大切なんです。 IELTS や TOEFL など難しい英語のテストで高得点が必要、という人以外は基本無視でいいはずです。

 

 

よく使う単語や表現、そして文法をただ知ってるだけでなく、使いこなせる様にする。そのためには簡単で楽しい英語のコンテンツに触れ続けることが一番です。