英語版ポケモン図鑑で英語に触れよう #115「ガルーラ」
英語は理解できる範囲のレベルに触れ続ければ、徐々に慣れて絶対にできる様になります。
こちらが海外版公式ポケモン図鑑
ポケモンごとの名前、説明で使われている英語を通して、さらに英語に親しんでいきましょう。
ガルーラ "Kangaskhan"
ガルーラの英語名は Kangaskhan です。英名の由来は
kangaroo「カンガルー」
Genghis khan 「チンギスカン」
なぜか分かりませんが、チンギスカンが名前の由来の一部みたいです。あとはカンガルー。
ガルーラの説明(シールド版)
ガルーラのシールド版における英語の説明がコチラ。
There are records of a lost human child being raised by a childless Kangaskhan.
※以下参照
日本語版公式図鑑の説明はこちら。
「こどもの いない ガルーラが そうなんした にんげんの こを そだてていたという きろくがある。」
参照 ガルーラ|ポケモンずかん
説明で使われている英単語
- There are ~ - 〜がある
- record - 記録
There are ~ で「〜がある」という意味で用いられます。 ~ が複数形なら there are 、単数形なら there is を使います。
There is a bench in the park.
公園にベンチがある
There are many snowmen on the porch.
軒先にたくさん雪だるまが並んでいる
record の意味は「記録」。 new record で「新記録」。
説明で使われている英文法
- 過去分詞形の理解
動詞を覚える時、
take - took - taken
の様に3組セットで覚え(させられ)たと思います。この3つ目が過去分詞形です。
過去分詞形で用いられる時、元の動詞の受け身の意味だとまず理解してください。
I took the key.
私は鍵を取った
The key was taken by me.
鍵は私によって取られた
取った(取る)の受け身は取られた(取られる)ですね。
上の例文みたいに be + 過去分詞形でなくても受け身の意味で理解します。
The father lost his child.
父親は息子を見失った
He is a lost child. (by his father)
(彼は父によって見失われた子だ) → 彼は迷子だ
※ lose - lost - lost
「彼は迷子だ」みたいにいつもいい感じの和訳が思いつくわけではありません。そういう時は「見失われた子だ」くらいで、つまり文の言わんとしていることが理解できたら、そのまま文を読み進めることを強くオススメします。
英語に触れるとき、私は意識的には和訳していません(脳が無意識に和訳しているかもしれませんが)。少なくともリスニングにおいてはスピーキングスピードに合わせて和訳できるのは、特別な訓練を積んだ通訳士か、天才です。
過去分詞形は慣れるまでに少し時間がかかるかもしれませんが、まーよく出てくるので、見かけたらしっかりと脳で処理し、理解するようにしてみてください。
英語を理解するためには別に難しい単語とか文法とかは必要なし
関係代名詞と受け身、あとは文と文をくっつける and とか when 、but とかさえ身についてしまえばそれ以上複雑な英文法は実はあまり必要ありません。
英単語に関しても同じです。 store とか back とか日常よう使われる単語の方が ponderous 「重々しい」や endorsement 「承認」なんかより本当はよっぽど大切なんです。 IELTS や TOEFL など難しい英語のテストで高得点が必要、という人以外は基本無視でいいはずです。
よく使う単語や表現、そして文法をただ知ってるだけでなく、使いこなせる様にする。そのためには簡単で楽しい英語のコンテンツに触れ続けることが一番です。