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-使える英語をお知らせします-

transfermarkt のサッカー記事で英語に触れよう #2

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英語を身に付けるには英語に触れる機会を増やすのが一番です。どうせ触れる機会を増やすなら自分の好きなことを英語でしたいですよね。

 

私自身、海外サッカーが好きで、海外の試合を現地の実況を聞きながら観戦したいと思ったのが英語に真摯に向き合い始めたきっかけでした。

 

そんなわけで英語でサッカーの情報を得るなら transfermarkt !選手の市場価値から、移籍情報、最新ニュースまで至れり尽くせりです。

www.transfermarkt.com

 

気になる最新ニュースからある英語の1,2文を抜粋して考察することで、英語のよくある表現、文法、そして syntax (よくある英文の形)などに慣れてしまいましょう!

 

 

今日の英文

早速ですが、今回の文はこちら。

 

The tournament was moved back by one year because of the coronavirus pandemic and is still supposed to occur in 12 different countries, despite the growing infection rates in many regions. "Right now, we are planning the tournament just like we want it to take place," Ceferin said. "I am not too happy," Ceferin said about the pan-European tournament. 

原文ママ)以下参照:

www.transfermarkt.com

 

和訳をするとこの様な感じ。

「ユーロ2020はコロナウイルスの流行に伴い開催が1年延期されました。各地で再度コロナウイルスが感染拡大していますが、未だ大会は異なる12ヵ国開催される模様です。『現状満足しているわけではありませんが、今のところ大会の運営方針については現行のもので考えております。』とチェフェリンは述べています。」

 

 

よくみる英単語、英語表現

  • because of ~ -~が原因で、〜のおかげで
  • despite ~ -~に関わらず
  • like + 文 -文のように

 

 because of ~ で「〜が原因で」という意味で用いられます。「〜」の箇所にはポジティブなこと、ネガティブなこと両方使えます。

 

Because of his help, I was able to pass the exam. 

彼の助けが合ったからテストに合格した 

 

I got fired because of the mistake. 

あのミスのせいでクビになった

 

「意見+理由」「出来事+理由」「行動+理由」のように英語でも何かに付けて理由を述べる場面があります。理由を述べるための because of や because 節、 to 不定詞を使う表現は英語に触れているとことあるごとに出会します。自分で発言する際もなんでもいいので理由とセットを心がけて見ましょう。

 

I wanna eat ice cream because it hot today!

暑いからアイス食べたい!

 

I want to go to the hospital to cheer him up!

お見舞いに病院行こうよ!

 

 

 despite ~ を使って「〜に関わらず」を表現できます。 despite はどちらかというと文語的な印象があります。口語ではむしろ even though やもっと単純に but 、がよく使われます。

 

The prime minister went to the shrine despite the criticism. 

非難の声いかんによらず、首相は神社に参拝した

 

My mother said no, but I bought the bike anyway.

母さんダメって言ったけど、自転車買っちゃった

 

Even though I like the cake, I didn't eat it because im on a diet.

あのケーキ好きだけど食べなかった。ダイエット中だもん

 

 

 like + 文 の形を使い、「文のように」と言うことができます。

 

I played the videogame like I'm mad.

狂ったようにあのゲームしてた

 

「文のように」を表現するために as if +文 を使うこともあります。

 

I was licking the popsicle as if I am (was/were) a dog.

犬のようにアイスバーペロペロしてた

 

※文法的に was もしくは were が正しい、なんて記載もありますが、ネイティブも普通に am (現在形)使います。

 

 'like' はインフォーマルと言われ、特に文語で使うべきでない、と言う声もよく耳にします。ただ口語ではこれでもか、ってくらい頻繁に使われますし、文脈によっては新聞の記事とかにでも全然「〜のように」の意味で出てきます。少なくとも口語なら、あまりに多用しなければ大丈夫だと思います。

 

 

よくみる英文法

  • by + 数字 -(数字の)差で

 

 by + 数字 は差を表すときに使える表現です。

 

Usain Bolt won the race by 0.5 second. 

ボルトは 0.5 秒差でレースに勝った

 

本文中では 'The tournament was moved back by one year ... ' という文脈で使われています。直訳すると「一年の差で後ろに動いた」それを意訳すると「1年後ろ倒しされた」という感じでしょうか。

 

 by はピンッと来るまでに時間を要する前置詞です。私もまだまだ使いこなせていません。一番の核の意味は「そばに」です。

 

Please, stand by me.

お願い、そばにいて

 

The lamp is by the door. 

ランプはドアのそばにあります

 

車がそばにある感じ → by car (手段の by )

時間がそばにある感じ → by one year (差の by )

 

こんな感じでまあこじつけではなんとでも言えますが、実際に体得するにはやはり by が使われている文に何度も触れることでイメージを掴むのが一番です!

 

 

英語を使える様になるためには英語の慣れること!

 

言語は「絶対にこう!」と割り切れることはあまりありません。いわゆる肌感みたいなものは何度もその言語に触れる中で個々人が養っていくものです。

 

そのためにも自分の好きな内容で英語にバンバン触れて、自身の英語勘を身につけていきましょう!