Common Words で Come On Forward !

-使える英語をお知らせします-

BBC Travel とか読みたいから英語頑張ろう #2

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今も昔も何かうまくなりたいなら、継続とモチベーションの維持。大抵のことは続けないとうまくならないし、続けたいならモチベーションを高く維持する必要があります。

 

英語がある程度身についたらあとは楽しいことで英語に触れ続けるだけ。それで英語は自然に伸びます。

 

旅行好きには BBC Travel! 「理解できるけど、自分では表現できない」英語表現たっぷりです!

 

 

本日の英文記事

本日見るのはインド洋に楽園はモルディブのお話。

www.bbc.com

 

海面上昇で海に沈みそうになってるから、埋め立てちゃおう!的な趣旨の記事です。

 

 

使えそうな英語表現

  • 距離 + off + 場所「ある場所からある距離だけ離れたところに」

 

'The modern island of Hulhumale is taking shape 8km off the north-east coast of Malé island in the Maldives ... '

「フルフマーレ(?)島はモルディブ諸島のマレ島の北東海岸から8kmのところで形になりつつあります」

 

見出しにこんな表現が使われています。 「ある場所から〇〇くらい離れた」は off を使って伝えられるのですね。

 

The castle is located about 10km off the border.

お城は国境から約10km離れたところにある

 

 

  •  scattered across ~ 「〜辺りに点在する」

 

'Scattered across the Arabian Sea, south-west of Sri Lanka and India, ... '

アラビア海、そしてスリランカとインドの南西部辺りに点在する」

 

 scatter ~ で「〜を撒き散らす」を意味します。受け身にすることで「撒き散らされた→点在する」というイメージで使われています。

 

The seeds were scattered across the field

タネは畑一帯に撒かれた

 

 

  • fringed with ~ 「〜に囲まれた」

 

'... picture-perfect coral atolls fringed with white sand ...'

 「白浜で囲まれた、完璧なサンゴ環礁」

 

「囲まれた」と言えば surrounded が真っ先に思い浮かびます。この fringed with を使って表現することもできます。ちなみに fringe は「周り」とか「端」というイメージを持ちます。

 

The town is fringed with tall fences.

町は背の高いフェンスに囲まれている

 

 

  • back in + 年「〇〇年にさかのぼり、」

'Back in 2008, ... '

「2008年にさかのぼって」

 

「〇〇年に」と言いたいとき、 in 〇〇 と基本は表現します。

 

I was in Osaka in 2010. 

2010年は大阪にいた

 

 back in 〇〇 という形にすると、より「昔」感が高まります。

 

Back in 2015, I enjoyed my life in New York. 

2015年はね、ニューヨークで満喫してたんだよ

 

 

  • as (関係代名詞として) 

' ... as has been done in cities like Amsterdam.'

アムステルダムなどの都市の様に」

 

前の節自体を主語に受けて話を展開するときに使う関係代名詞としては which が使われることもあります。

 

When she realised her boyfriend was cheating, she got furious, which is  understandable.

彼氏が浮気していることを知って、彼女は怒り狂った。(それは)当然のことだ

 

ここで日本語の「それ」とは前の節自体を指しています。英語では which で節を繋ぐか、以下の様に文自体を分けることももちろんできます。

 

When she realised her boyfriend was cheating, she got furious. This is  understandable.

 

 which を使って1文にまとめると「英語できる感」が出るので、正確に使いこなせればスピーキングやライティングのテストでスコアが伸びます。

 

 

そしてこの節の繋ぎの役割を as で代替することも可能です。

 

Plastic bags aren't free for a while in many european countries, as is the case now in Japan. 

長らくの間、ビニール袋はヨーロッパの多くの国でタダではない。今は日本でもそうだ

 

そして as を使う際は、 as の方の塊を前に持ってくることもできます。

 

As is the case now in Japan, plastic bags aren't free for a while in many european countries.

 

 

今回はここまで。  off や scatter 、 fringe や back そして as など和訳の意味を知っている単語でも、その「核のイメージ」をしっかり掴んでいれば、少なくともリーディングやリスニングの際に上記した様な表現で使われていても相手が言いたいことがある程度は理解できる様になります。

 

単語ごとのイメージを得るには、和訳するのではなく、イメージしつつ英文にどんどん触れていく。ある程度理解できる内容を多読、多聴することで単語ごとのイメージが洗練されていきます。

 

英語は「うまく和訳できる」ことが理解できることではない

 

今回参考にした英文。文法的に、単語的に少し難しかったかもしれません。ただしだいたい言いたいことがわかったら、それで「理解できている」と思ってしまって別に構いません。

 

IELTS などの難しいテストで高得点が欲しい人などにはこれは当てはまりません。ただ普通に英語をある程度話せる人にとって、相手の話が一瞬で大体わかる方が、時間をかけて話の細部まで理解できる能力よりよっぽど重要です。

 

まずは大体の内容をパッとわかる様にする。そうすれば英語に触れることが楽しくなってきます。細部までこだわるのはそうなってからでも遅くはありません。まずは全体像の理解を優先するのが私のオススメです。