Common Words で Come On Forward !

-使える英語をお知らせします-

Analogy makes people understand more easily. 比較してより理解を深めよう!英語リスニングと水泳!

リスニングができている状態をよりわかりやすく説明したいと思って、いつも

「どんな例えだとわかりやすいかなー」って考えてます。

 

今回は水泳とリスニング。

水泳で例えるとどのような状態が水泳をできているのか例えてみましょう。

 

f:id:yuichi-football-ro:20200622163855j:plain

 

 

プールの縁につかまりながらバタ足の練習は「単語の聞き取り」

最初に水泳の練習をするとき、まずはバタ足の練習とか手の動かし方の練習をします。

いきなり水中に放り込む系両親の人は知りません。

 

手足の動かし方にフォーカスしているときは、プールの縁に捕まっていたり、足の届くところだったり安全な箇所で練習するでしょう。

 

バタ足とかできないのに普通に泳ごうとすると溺れます。

 

 

英語のリスニングについて考えてみましょう。

数単語から構成される文のリスニングの前に、まずその文中に使われている単語ごとに聞き取れるようになっておく必要があります。

 

単語ごとに聞き取れないのに文のリスニングをしてももちろん聞き取れません。

 

 

「文を読めばわかる」では、水泳で例えると溺れてる

 

リスニングでは聞き取れないけど、その文を読めばわかる、という状態は誰もが経験する道です。

 

特に典型的な日本での英語教育の元では単語のスペルをみたら意味がわかるけど、音だけ聞いたら意味がわからないことが頻発します。

また、スペルをみたら意味がわかるといっても、「う〜ん」と考えたら意味を思い出せるなんてこともあります。

 

 

この状態を水泳で例えるなら、バタ足やクロールの手のかき方のフォーム自体はある程度できる感じです。ただ、フォーム自体は正しいけど、その動きにはまだ慣れていないため、ゆっくりしかできない感じ。

 

ゆっくりしかバタ足できない状態で泳ごうとするとどうなるでしょう。やっぱり溺れます。手足をある程度早く動かせないと溺れちゃう。

 

 

英語でも同じ。単語の意味を思い出せるとしても、音を聞いて瞬時にその意味が思い浮かばないと、その状態で文のリスニングをすると結局聞き取れません。

 

 

「単語がわかる」=聞いて瞬時にその意味が思い浮かぶ

こんな感じで考えると、単語がわかるっていう状態は単語の音を聞いた瞬間にその意味がわかることを指すと考えるべきです。

 

 

とは言っても覚えられない、という意見もよくわかります。

ドイツ語の単語は想像以上に英語のものと違い、私も単語学習に手間取っています。

 

どうやったら単語を覚えやすくなるかはおいおいの話として、1つだけ強調したいのは、「読んだらわかる」とか「時間をかけたらわかる」くらいの理解度で次のレベルに映らないことです。

 

 

足が着くくらいの深さのプールでギリギリ「まー泳げてる?感じ?」くらいのレベルの人が

「じゃあ次は荒波の海でチャレンジするね」って言ったら止めるでしょう。

 

「まずは足のつくプールでもっとうまく泳げるようになろう」とか

「せめて足がギリギリつかないくらいのプールで、端のほうでさらに練習しよう」とか

そういった発想になるでしょう。

 

 

 

好きな海外ドラマとか、洋楽とかを聞くのは全然否定しません。英語の場合、水泳と違い、本当の意味では溺れないので、好きなことを通してモチベーションアップするのはむしろ素晴らしいことです。

 

ただし、全く聞き取れないドラマとか洋楽を聞き続けたくらいじゃ英語は聞けるようになりません。

小学1年生を会社の重役会議とかに出席させたら、1年後とかに議論に参加できると思いますか。