英語がうまくなるのって、お手玉のお手玉を増やすみたいな感覚だと思い立つ。
お手玉って1つだと誰でもできるじゃん。2つだとどうだろう?5つはめちゃ難しそう。
英語も例えば
単語の意味だけ考えるならフレーズよりは簡単よね。
じゃあフレーズと1文だと1文の方が基本難しい。
要は考えることが多い方が難しいよねってこと。
10つのお手玉が目標だとすると、最初はまず3つとかから始めるじゃん。
英語も単語も発音も文法もその他諸々を使いこなしたいなら、順序を持って勉強した方がうまく行くよ。
英語を話すときってどんなことに気をつけなきゃいけない?
- 単語
- 意味
- 発音
- 活用(過去形とか)
- 文
- 文法
- コロケーション(よく一緒に使われる単語 "take" a shawer など)
- リエゾンまたはリンキング( want to → wanna など隣り合った単語の音が連なること)
- リスニング(会話)
- 文脈
- 相手の表情
- (その場の)状況
めちゃざっくり見積もってこんな感じ。これ以外にも絶対にある。
2つでお手玉できないのになぜか4つではできる、ってのはありえない。
ある動詞の過去形がパッと思い浮かばないのに、文を作るときだけは正確に活用できる、ってのもありえない。
ある単語をうまく発音できないけど、その単語が他とくっ付いたときだけリエゾン込みでうまく発音できるなら苦労はない。
EASYモードでクリアできないゲームをHARDモードでクリアできないのは考えてみれば当然。
じゃあ基礎だけやってればいいって、絶対そうじゃない。
英語学習はお手玉みたいにシンプルじゃない。
「英語初心者に英会話は早すぎる」ってのは、「お前にはまだ無理だ」って頭ごなしに否定する上司の発想と同じ。
やってみて初めて気付くことてんこ盛り。というか英語勉強する目標は英語でコミュニケーションすることなのに、それを否定するってどういう腹づもり?
ただ英語がうまくなるためには基礎→基本→発展というプロセスを意識することはとても大切。
ざっくりいうなら単語→文→会話みたいな流れ。
まずは基礎編の英単語帳に載ってる単語を意味、発音をしっかり覚えること。
別に英会話用だろうが、ビジネス用だろうが、基礎単語にはあまり違いはないと思います。
そしたら短い文章を作れるようにする。語順や活用にしっかり気をつけること。正直冠詞にはそこまで気を配らなくてもいいと思います。
そして会話に臨む。自分で文を作りながら、相手の言うことも理解しなきゃいけないんだから難易度は上がります。
流れはこんな感じ。ただ単語勉強中だってやりたきゃ英会話したっていい。気付くこといっぱいあるし、会話の方が単純暗記よりやっぱり刺激的。
全然話せなくて恥ずかしい思いするのも良し。予想外にうまく言って天狗になるのも良し。結局はもっと勉強したくなれば大成功。
ただ1つ強調しなきゃいけないのは、英会話だけ永遠とやってても英語が話せるようになる確率はほぼ皆無。
お金的な猶予もなく、周りに頼れる人もいなくて英語圏に放り込まれたらまああり得る。まさに「死に物狂い」。そりゃ難民の人とかが言語を早く習得するわけですよ。感涙的。
基礎の大切さをしっかり認識しながら基本や発展編もツンツンしてみるのがいいね。