Common Words で Come On Forward !

-使える英語をお知らせします-

語源自体を覚えるより英単語覚えた方が長い目で見れば効率的よ

語源図鑑が大好評

単語ごとに何かしらエピソードを交えた方が記憶に残る

単語ごとに実際のエピソードを交えれば別に語源とかいらない

 

そもそも単語に触れていくことで自然と語源がなんとなく理解できる

 

f:id:yuichi-football-ro:20200928183431j:plain

 

英単語の語源図鑑という書籍が大好評みたいです。

 

www.amazon.co.jp

 

語源というのは、簡単にいうと英単語ごとの成り立ちの様なもので、例えば restart なら

"re" 「もう一度」+ "start" 「始める」で「やり直す」の組み合わせで成り立っています。

 

この語源を知ることによって英単語学習を効率的にできます。

ただ、語源を覚えることの落とし穴というか、ぶっちゃけ語源なんて覚えようとしなくても自然と気付く様になるから単純に単語を覚えたり、英文を読んだ方が実は効率的だよ、ということが考えられます。

 

なんで英単語に多く触れる方が効率的なのか掘り下げていきます。

 

 

 

 

英単語の多くは語源から成り立っている

語源というのは要は単語の成り立ちのことです。

"re" が「繰り返し」

"pre"が「前もって」

みたいな意味を持っていて、他の語源と組み合わせると

 

review 「もう一度見直す」→「寸評」

preview 「前もって見る」→「試写会」

※どちらも違う訳にもなり得ます

 

みたいにどんどん違う英単語が生まれます。つまりよく使われる語源さえ抑えておけば、初見の英単語でもある程度意味が推測できる様になるというわけです。

 

一見すると単語学習にとても有益に思える語源の暗記。ではなぜ語源の暗記よりも単純に英単語を覚えたり触れたりする方が効率的になり得るのでしょう。

 

 

頻出の語源にはよく出会うので、わざわざ覚えなくても勝手に身につく

語源の中にも非常によく使われるものと、あまり登場しないものがあります。

 

"re" や "pre" 、 "un" や "co" などは頻出語源の代表格です。

 

"un" 「〜でない」→ unbelievable 「信じられない」、 unhappy 「不幸せな」

"co" 「一緒に」→ coworker 「同僚」、 cooperate 「協力する(一緒に作業する)」

 

上記の様な語源には英語に触れていれば五万と目にすることになります。何回も見ているうちに感覚的に感じを掴んでいくのです。

 

 

日本語の漢字の理解も同じです。例えば「大」の付く熟語、「巨大」「重大(発表)」とかを見たとき、わざわざ「『大』がついているから『デカい雰囲気なんだな』」とか思いません。なんか感覚的に理解できるわけです。

 

 

語源図鑑は「興味深い読み物」と捉えるべきで、語源を暗記する必要ははい

語源は非常に興味深いところがあります。最初のうちは「この単語の成り立ちはこうだったのか!」みたいなアハ体験をすることになるでしょう。

 

ただし語源を「覚えなきゃいけないもの」「暗記すべきもの」と捉える必要はありません。だって "re" の様な語源の形で英文に出てくることはないからです。だったら単語の1つでも覚えた方が有益なわけです。

 

 

ざっと語源を見て、「そうなんだ〜」くらいに留めておいて、実際にそれら語源を含んだ英単語に出会ったときに「あ〜、そういえばそうだったな〜」と思れば上出来です。

 

英語に限らず、何だって覚える続けるより、覚えた内容を実際に使ってみる方がよっぽど身に着きます。日本史を丸暗記し続けるより、覚えた範囲を友達に説明した方が実際に記憶に残るのです。

 

英単語も同じ。よく出るものをだいたい覚えたら、あとは簡単な英文とかをどんどん読んで、文脈の中で覚えていった方がよっぽど記憶に定着するし、いわゆる「自然な英語」も身に着きます。

 

何度も take a shawer という自然な表現に出会っていれば、実際に自分で使うときに do a shawer や pour shawer などの不自然な表現が思い浮かばなくなります。

 

 

とりあえず英単語も語源もざっくりで覚えてしまって、あとは英文を見たり、聞いたりすることで頻出の単語の定着度をどんどん強化していくのが、楽しいし実は一番効率的な取り組み方なのです。