実は私たちは日本語のプロ。ネイティブは英語のプロ。だから英語が難しく感じるんだよね
実は私たちは日本語の「プロ」なのです。1日10時間以上日本語を使っているわけですから。
どんなことだって1日10時間以上365日10年以上続けられればそれ相応のレベルには達します。
つまりネイティブは英語のプロなわけです。
サッカーの初心者が急にプロの試合に出場したら如何に大変かは想像がつきます。同じ様に英語に慣れていない人がネイティブの会話を聞いて、もしくはハリウッド映画を見て全く理解できないのは、至極当然なのです。
これを踏まえて、どうすれば一番効率的に英語が上達するのか、さらさらっと見ていきましょう。
私たちは皆母国語のプロ
日本人は日本語の、英語ネイティブは英語のプロです。日本にいれば、毎日鬼のペースで日本語を「練習している」わけです。
そんな私たちプロを楽しませるために思考を凝らして作られているのがバラエティー番組やドラマなわけです。普通ではあまり考えられない設定や少し凝った言い回しなどを使うことで、視聴者に、いわゆる非日常を味わってもらえる様に作られています。
海外ドラマや映画も同じです。ネイティブを楽しませるために作られているわけで、ある特定の層に通じるジョーク "inside joke" や少し持って回った表現などを散りばめ、視聴者を楽しませようと工夫がされています。
プロが知識を総動員して理解する内容を、ビギナーが理解するのは相当困難です。だからハリウッド映画がわからなくても全然問題ありません。
もちろん面白いから観るというのは全く問題ありません。しかし「英語力向上」とは少し話を切りなはして考えるべきです。
ではどの様な方法で効率的に英語力を身につけれるのでしょう。
ちょっと難しいくらいのレベルの英語に触れるのと効率的に英語力が伸びる
語学に限らず、どんなことでもうまくなろうと思えば今より少し難しいことにチャレンジし続けることが最善手です。
冒頭の話の様に、全く歯が立たないレベルでプレーしても、「もっとうまくなるぞ」とモチベーション上昇につながることはあっても、実際にはあまりうまくなりません。英語学習においても、ほとんど理解できない内容に触れ続けても効果はあまり期待できません。
一番いいのは、自分の今のレベルよりも少し難しい英語に触れ続けることです。
英会話ならこちらのレベルを慮ってくれる英語講師、
リーディングなら単語レベル的にも内容的にもある程度理解できる文章、
などと共に英語を使うのが一番です。
日本人にとって、英語をマスターするまでには少なくとも3000時間はかかると言われています。だから根気よく英語に触れ続けることがめちゃくちゃ大切です。
そのためにも、完全に難しいレベルの英語コンテンツに触れるより、自分が理解できる内容に常に触れ続けるのが長い目で見ると得策と言えるでしょう。
もしかしたら4000時間かかるかもしれない、はたまた2500時間でマスターできるかもしれない。1つ言えるのは私みたいな能無しでもひたすら英語に触れ続けたら英語で苦労することはほどんどなくなるレベルまでは来れました。
とりあえず続ける。それだけでなんとかなったりします。