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-使える英語をお知らせします-

英語版ポケモン図鑑で英語に触れよう #104「カラカラ」

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英語は理解できる範囲のレベルに触れ続ければ、徐々に慣れて絶対にできる様になります。

 

こちらが海外版公式ポケモン図鑑

www.pokemon.com

 

ポケモンごとの名前、説明で使われている英語を通して、さらに英語に親しんでいきましょう。

 

 

 カラカラ "Cubone"

カラカラの英語名は  Cubone です。英名の由来は

 

cub「肉食動物の子供(くまとか)」

bone 「骨」

 

 cub は肉食系の動物の子供を指します。主にくまとか狼のことだそうです。メジャーリーグチーム、シカゴカブス Chicago Cubs の cub がまさにこの cub です。ダルビッシュ選手のさらなる活躍に期待。

 

そしてガラガラの英語名は Marowakmarrow 「脊髄」 + whack 「を叩く」 )です。 whack をよく聞く場面として Whack-a-moleモグラ叩き」、もしくはマフィアがターゲットをボコすときの、ボコす感じが whack です。

 

  

カラカラの説明(シールド版)

カラカラのシールド版における英語の説明がコチラ。

This Pokémon wears the skull of its deceased mother. Sometimes Cubone’s dreams make it cry, but each tear Cubone sheds makes it stronger.

 ※以下参照 

www.pokemon.com


日本語版公式図鑑の説明はこちら。

「しんだ ははおやの ホネを かぶる。 ゆめを みて なくことも あるけれど なみだを ながすたびに つよくなる。」

参照 カラカラ|ポケモンずかん

 

 

説明で使われている英単語 
  • deceased - 亡くなった
  • shed tear - 涙を流す

 

 deseased で「亡くなった」を表現できます。日本語でも、特にフォーマルな振る舞いが必要なとき、あまり「死んだ」という言葉を使いません。あまりに直接的すぎるからです。英語もその嫌いがあるので、 die ではなく、この deceased や pass away を使って、やんわりと生命の終わりを告げます。

 

Their parents are deceased. 

彼らの両親は亡くなっています

 

The dog passed away.

そのワンちゃんは息絶えました

 

 

 shed tear で「涙を流す」を意味します。私は正直この shed tear と言う表現自体は知りませんでした。ただし shed の「何か元あるところから離れる感じ」を理解しているので別に shed tear に初めて出会ってもイメージが湧きます。

 

 shed は例えば

shed leaves なら「葉が落ちる」

shed hair なら「毛がぬける」

shed coats なら「コートを脱ぐ」

shed food なら「ご飯を捨てる」

shed light なら「光を当てる」

 

Dogs shed hair once in a while.

犬は定期的に毛が抜けかわる

 

His suggestion shed a new light on the matter. 

彼の提案が問題に新たな視点を加えた

 

など全ての「日本語の対訳」覚えようとするのはちょっと大変です。先に示した様に「何か元あるところから離れる感じ」のイメージだけ抑えてしまえば、その都度パッパッとイメージが湧くようになります。

 

これは shed に限った話ではなく、特に get とか make とかもうひっきりなしに出てくる単語は「訳」を覚えるのではなく、「イメージ」を抑えるようにしましょう。

 

 

説明で使われている英文法
  • it や this を使った言い換え

 

This Pokémon wears the skull of its deceased mother. Sometimes Cubone’s dreams make it cry, but each tear Cubone sheds makes it stronger.

 

itthis などの代名詞を使いこなせると英語が論理的に、自然に聞こえるようになります。

 

カラカラの説明文も「カラカラ」を this Pokemon と言ったり、 its や it で置き換えることで、実際に「カラカラ( Cubone )」と言う回数を減らしています。

 

 

日本語は、英語が it や this などで代替しているので箇所を「省略」という手法でカバーしていることがよくあります。

 

「スタバのコーヒーほろ苦くて美味しいから、(私は)(それが)めっちゃ好き」

 

主語と目的語をダブルで省略してます。外国人が日本語を自然に話せるようになるのが難しいわけです。

 

しかし英語の場合は『文法的には』基本省略は認められません。

※実際省略しても結構通じます。ただそれでも「自然」ではないです。

 

The coffee at Starbucks is bittersweet and tasty, So I like it.

 

もちろん coffee と言い続けても意味は通じます。

 

I like the coffee. The coffee is sweeter than others, and the coffee is cheap. I recommend the coffee and actually my friends tried the coffee and said they like the coffee, too.

 

コーヒー6連投です。これを代名詞で言い換えることでもっと自然に聞こえます。

 

I like the coffee because of the taste and the price. I recommend it. my friends like its taste, too. 

 

まあ極端にすれば、コーヒーの使用は一回で済みます。

 

 

英語を理解するためには別に難しい単語とか文法とかは必要なし

関係代名詞と受け身、あとは文と文をくっつける and とか when 、but とかさえ身についてしまえばそれ以上複雑な英文法は実はあまり必要ありません。

 

英単語に関しても同じです。 store とか back とか日常よう使われる単語の方が ponderous 「重々しい」や endorsement 「承認」なんかより本当はよっぽど大切なんです。 IELTS や TOEFL など難しい英語のテストで高得点が必要、という人以外は基本無視でいいはずです。

 

 

よく使う単語や表現、そして文法をただ知ってるだけでなく、使いこなせる様にする。そのためには簡単で楽しい英語のコンテンツに触れ続けることが一番です。