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-使える英語をお知らせします-

英語版ポケモン図鑑で英語に触れよう #100「ビリリダマ」

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英語は理解できる範囲のレベルに触れ続ければ、徐々に慣れて絶対にできる様になります。

 

こちらが海外版公式ポケモン図鑑

www.pokemon.com

 

ポケモンごとの名前、説明で使われている英語を通して、さらに英語に親しんでいきましょう。

 

 

 ビリリダマ "Voltorb"

ビリリダマの英語名は  Voltorb です。英名の由来は

 

volt「電圧」

orb 「球体」

 

 volt は電圧。ちなみに人類最速の男 Usain Bolt の発音は「ユサイン・ボルト」です。この U から始まる単語は「ゆ」の様な発音になることに注意しましょう。

 

例)

Ukraine /juːˈkreɪn/ - ユークレイン

Uruguay /ˈjʊərəɡwʌɪ/ - ユルグアイ

※ Oxford Dictionary で発音を確認

www.lexico.com

 

 orb は RPG をプレイしているとたまに〇〇オーブみたいなアイテムの名前として出てきます。また天体の起動を表す orbit もこの類です。

 

またマルマインは英語で Electrodeelectrode 「電極」 + explode 「爆発する」)です。 科学が苦手だった私にとって「電極」は聞いたことあるけど実際何かわかりません。電気の何かだろうって感じです。

 

英語できる人の中にも electrode を知らなくても electro から「電気の何かだろう」って思う人いると思います。普通はそれで大丈夫です。

 

 

ビリリダマの説明(ソード、シールド版)

ポケモンソード、シールド版におけるビリリダマの説明はこちらです。

It is said to camouflage itself as a Poké Ball. It will self-destruct with very little stimulus.

 ※以下参照 

www.pokemon.com


日本語訳するとこんな感じ。

「自身をポケモンボールの様にカモフラージュしていると言われる。少しの刺激で自爆してしまう。」

 

 

説明で使われている英単語
  • to camouflage ~ -〜をカモフラージュする
  • self-destruct -自爆する
  • stimulus -刺激

 

 to camouflage ~ で「〜をカモフラージュする、〜に見せる」という意味合いで使用されます。後ろに as 〇〇を伴って「〇〇の様に見せる」という使い方が多いでしょうか。

 

He camouflaged himself as a normal guy. 

彼は自身を普通の人の様に見せた

 

フランス語起源のこの camouflage 。正直言ってほとんど英語では使われていません。

 

 

self-destruct で「自爆する」です。むしろ self-destructive の形容詞の形で「自暴自棄になった様な行動をする人」を形容するときに使われがちです。

 

He's acting self-destructive lately.

最近彼って自暴自棄

 

 

stimulus で「刺激」を意味します。また似た様な単語に stimulation 「刺激」、その動詞形が stimulate ~ 「〜を刺激する」などがあります。そこまで使う単語ではないです。

 

 

説明で使われている英文法
  •   it is said to ~ - ~すると言われている

It is said to camouflage itself as a Poké Ball. It will self-destruct with very little stimulus.

 

 it is said は一般論を表現するときに重宝します。

 

People say it is good. 

人々はそれが良いと言う

 

こう発言すると Who are the people? 「その人々っていうのは誰だ?」となるので受け身にして people を隠しているのです。

 

It is said that it is good.

それは良いと言われている

 

日本語でも「良いらしいです」とか言って主語をはぐらかします。それと同じ容量ですね。

 

 

日本語は「協調性」を大切にする傾向にある言語らしく、その結果主語を明らかにしなくて良い受け身の形をよく使います。

 

英語は基本主語をはっきりさせる言語なので、

  1. 主語がどうでもいいとき
  2. 主語を隠したいとき

 

以外は基本、能動態(普通の形)を使います。受け身ばかり使ってしまう人は能動態で会話を展開する練習をしてみてください。

 

 

英語を理解するためには別に難しい単語とか文法とかは必要なし

関係代名詞と受け身、あとは文と文をくっつける and とか when 、but とかさえ身についてしまえばそれ以上複雑な英文法は実はあまり必要ありません。

 

英単語に関しても同じです。 store とか back とか日常よう使われる単語の方が ponderous 「重々しい」や endorsement 「承認」なんかより本当はよっぽど大切なんです。 IELTS や TOEFL など難しい英語のテストで高得点が必要、という人以外は基本無視でいいはずです。

 

 

よく使う単語や表現、そして文法をただ知ってるだけでなく、使いこなせる様にする。そのためには簡単で楽しい英語のコンテンツに触れ続けることが一番です。