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-使える英語をお知らせします-

transfermarkt のサッカー記事で英語に触れよう #3

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英語を身に付けるには英語に触れる機会を増やすのが一番です。どうせ触れる機会を増やすなら自分の好きなことを英語でしたいですよね。

 

私自身、海外サッカーが好きで、海外の試合を現地の実況を聞きながら観戦したいと思ったのが英語に真摯に向き合い始めたきっかけでした。

 

そんなわけで英語でサッカーの情報を得るなら transfermarkt !選手の市場価値から、移籍情報、最新ニュースまで至れり尽くせりです。

www.transfermarkt.com

 

気になる最新ニュースからある英語の1,2文を抜粋して考察することで、英語のよくある表現、文法、そして syntax (よくある英文の形)などに慣れてしまいましょう!

 

 

今日の英文

早速ですが、今回の文はこちら。

 

"I’m very happy that the club has managed to acquire the signature of Jack to join us and compete for a place amongst our goalkeepers at the club," Crystal Palace manager Roy Hodgson said. "Jack is a player that I worked with for four years at England. ... I am aware that his last spell at Stoke hasn’t been the happiest one for him but I sincerely believe that with his qualities, coming to a new club will enable him to resurrect his career and show once again what a good goalkeeper he is."

原文ママ)以下参照:

www.transfermarkt.com


 

和訳をするとこの様な感じ。

「『クラブがジャック(バートランド)を獲得し、キーパーのポジションに競争をもたらしてくれてとても満足しています』とクリスタルパレスロイ・ホジソン監督。「ジャックとはイングランド代表で4年間一緒だった。・・・ストーク(現在イングランド2部)で過ごした時間は彼にとって満足のいく物ではなかったかもしれない。けれど彼の実力があれば新しいクラブで、また必ず活躍できると思うよ」

 

 

よくみる英単語、英語表現

  • manage to + 動詞 -なんとか(動詞)を達成する
  • amongst - among のイギリス英語的表現
  • to be aware that  + 文 -文だと知っている

 

 manage to + 動詞 で「なんとか(動詞)を達成する」というメッセージを表現できます。

 

Be The firefighter managed to rescue the girl.

消防士は女の子の救出に成功した

 

場面によっては to be able to や succeed in ( + 動詞ing )などと言い換え可能です。

 

I was able to pass the exam.

テストに合格した

 

The team succeeded in winning the important match. 

チームは大切な試合で勝利を収めた

 

 ただやはり「苦労して、難しいことを」成し遂げた感じを出したいなら、 manage to を使った方がより伝わるでしょう。

 

 

 amongst は単に among のイギリス英語版です。 別にイギリスでも among を使ったりアメリカでも amongst が使われることもありますが、比率としては amongst がイギリス、 among がアメリカでよく使用されます。

 

The culprit is amongst us. 

犯人は私たちの中にいる

 

 

 to be aware of ~ は「〜を知っている、気づいている」 aware that + 文 は「文だと知っている」を意味します。

 

I am aware of that.

知ってるよ

 

He is aware that his wife has done that. 

 彼女が隠れてこそこそしていることを彼は知ってる

 

 to know (of/about ~)to know that + 文 と意味合いとしては同じです。 to be aware の方が少し文語的な印象になるでしょうか。ただし口語でも全然使えます。

 

絶対ではないですが、基本あまり見かけない、口語で使われない表現が文語的な表現とみなされがちです。それは「あまり使われないからです」

 

「卵が先か、鶏が先か」みたいな話ですが、話の中で使われない表現だからこそ文語的とみなされるところがあります。

 

 

よくみる英文法

  • 「発言」 + 人 say (said). + 「発言の続き」

 

「発言」 + 人 say (said). + 「発言の続き」の形は特に英文ですごく頻繁に見かけます。誰かの発言を引用するとき、引用する内容が長いと少し冗長な印象を与えることがあります。

 

そこで「発言」 人 say. + 「発言の続き」の形を取ることで文章に心地よいリズム感を持たせているのです。

 

'I don't want to go to the party.' Nina said. 'Mike is a bully. He always pulls my tails.'

「お誕生日会いきたくない」ニーナは言いました。「いつも私の髪を引っ張って、マイクがいじめるんだもん」

 

発言者を発言の真ん中に置くこのテクニック。英文を読むときの助けになります。ただし使いこなそうとするにはある程度の英語力を要します。別にこれをしないと自分の意図が伝わらないなんてことは全くないので、とりあえず英語を読むときに役立つ知識として覚えてみてはいかがでしょうか。

 

 

英語を使える様になるためには英語の慣れること!

 

言語は「絶対にこう!」と割り切れることはあまりありません。いわゆる肌感みたいなものは何度もその言語に触れる中で個々人が養っていくものです。

 

そのためにも自分の好きな内容で英語にバンバン触れて、自身の英語勘を身につけていきましょう!