英語の固有名詞もまた、日本人にとっては引っかかるポイント。リーディングもリスニングでも
hasebe hujieda native with a caption of the kanji "fujieda"
ドイツサッカーはブンデスリーガ。日本人が誇るべきサッカー選手 Hasebe Makoto が特集を受けていた。
彼はブンデスリーガにおけるアジア人最多出場記録を先日更新したからだ。
特集動画の一旦に彼の高校時代のコーチが出演し、プチインタビューを受けていた。
彼の高校がある藤枝市の「藤枝」と漢字で書かれた映像が流れた時、ナレーションで
"Here in Fujieda, he was always here..."
のようなコメントがなされた。
日本人なら映像の「藤枝」の字と照らし合わせて、大体の人がわかるはず。
いやでも日本に馴染みのない外国人に取っては絶対に聞き取れない。
翻って、外国の特にアメリカやヨーロッパによく見られる類の固有名詞は
そりゃ日本人に取って聞き取りづらいはずでしょう。
どう対応しよう。
問題を克服するときに大切なのが、それをしっかりと問題と認識すること。
固有名詞が日本人にとって取っ付きにくいことをまずは理解しましょう。
というか欧米圏に始まり、それら国が旧宗主国として多大な影響を及ぼしていた国々を含め、彼/彼女らは固有名詞に抵抗がないので、
相対的にみて日本人には固有名詞が課題点としてしつこく付きまとうということ。
日本語で「宮城」の「杉村さん」の話をしているときに、
これら固有名詞はある程度なんども聞いてきた単語だから別に記憶に留めておくのに苦労はしない。
じゃあ英語で「 Bern (スイスの首都) 」の「 Gabriel さん」の話をしているときはどうでしょう。
まあ登場人物が1人ならまだしも、複数人登場すると誰が誰だかわからなくなりませんか。
場所とか人物とかの固有名詞って日本語だと意識的に記憶しなくてもなんとなく頭に残ってるから、英語読むとき、聞くときも同じように対応しようとするからです。
普通の英単語でも同じ。
馴染みのあるもの、なんどもみて理解してきたもの、"how are you"、なんかはいちいち「理解しよう」としなくてもパッと理解できる。
馴染みがないものを記憶に留めやすくするためには、何か情報を付け足すこと。
だから特にテストとかで人物が複数登場するようなテキストに出会ったら勝手にその人の見た目とか国籍とかをイメージしちゃう。
知らない街の名前が出てきたら、勝手に「パリ郊外の」とか「ロンドンの」とか覚えやすくしちゃう。
要は区別できるようになればいいんだから、こんな風な対策で問題ないでしょう。こっちの方が少し楽しいし。あんまり凝りすぎてテスト時間とか削らなければ。
結論として、固有名詞は日本人にとってはそもそも取っ付きにくいことを理解しましょう。マイケルとかはわかるかもしれないけど。
そしてもし覚えておかなかきゃいけない固有名詞に出くわしたとき、テスト中なら何かしらを付加情報を元に区別できるようになりましょう。